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TOEIC対策をさらに詳しく

マラソンコ-スを調べるだけで終わらない

公式非公式の問題集を解く=「対策」だと誤解する方がありますが、
それは例えばマラソン競技のコース下調にあたり、走り抜く「実力」
をつける訓練とは異なります。調査を繰り返しても力はつきません

また、対訳能力ではなく「英語に関し教養あるNativeにいかに近いか」
が診断されるテストなので、訳しながら聞いたり読む方法では「スピード」
の点で決定的に不利であることは、もはやご説明の必要もないでしょう。

リスニング
1)スコアアップの最大の障害は、日常的に日本語だけの環境にあり、制度上
も黙読での訳読に慣れていること。2)頭の中で和訳中に次の表現が聞こえて
来るので、一字一句訳しての理解では混乱してkey wordsが拾えなくなります。

リーディング
リスニング同様、対訳方式では、写真を見るように一瞬にして理解していく
というNativeの読み方に、スピ-ドの点でとても太刀打ちできません。テスト
の評価基準が訳出する能力ではなく、教養あるNativeのようにいかに速く
正しい結論を読み取るかなので、ベストの対策はリスニング同様自明です。

結論として
「黙読と対訳」による手法では、涙ぐましい努力のわりには、成果は極めて
限定的です。 また、設問の先読み、消去法などパターンとテクニックに
慣れるだけでは、その効果は初回のみだということが分かっています。

効率的なスコアアップには、テストの出題意図を理解し、それに合致した
手法を取ることがぜひとも必要です。即席テクに頼るだけでなく、自分の
英語力の「根」と「茎」を強くしていくことが、確実な成果をもたらします。

具体的には、会話文、一般英字紙、Non-native用の英英辞典など
目で見た英文を、必ず声に出す(Vocalize/音読)こと、です。
昔から言われて来た方法ですが、実行される方は少数で、継続する方
はさらに少数ですが、その効果は確実で間違いがありません。

FAQ「TOEIC対策」も参照ください。

(以下第210回(2016.5.29)以降のテストについての説明です)

PART1リスニング(写真描写問題 6問)  

放送される4つの説明から、写真に該当する文を選びます。
初級レベルの方でも得点できる比較的やさしい問題です。

    【対策】
    上級者でもすべてがリピートできるまでは簡単ではありませんが、
    初心者は原稿を見ながらアクセントとイントネ-ション に気をつけ、
    始めはゆっくり正確に、しだいにスピ-ドをあげて声に出す練習を、
    繰り返してください。見ないでも言えるまで続けることは決して
    無駄にはなりません。
    ここで、正確な子音、アクセントの位置、音の連結や脱落 に
    注意を払いながら声に出して繰り返すことが、肝心な音声を
    確実に 聞き取る力をつけることになり、高得点へつながります。

PART2リスニング(応答問題 25問)  

1つの質問へ、聞こえてくる3通りの応答から最適なものを選びます。  
PART1と2では説明文または質問を読むことなく、一回聞くだけで
答えるパターンなので、最高の集中力を維持することが鍵になります。

    【ヒント】
    質問が「何を聞いているのか」を聞き分けること、例えば、最初がwhen
    かwhatか、それともwhereか聞き取れれば答は絞れます。又過去、現在
    それとも未来か判断させる時制についての設問が多いので、疑問詞と
    時制表現を聞き分け、マークすることが重要です。迷った場合は、まず
    どれかにマークしておいて次に集中することも忘れず行って下さい。

PART3リスニング(会話問題3問×13セット=39問)  

2-3人の短い会話を聞いてから設問に答える形ですが、質問を先に読んで
おいて、何を聞かれるか知っていれば、聞き取るのに大変有利です。
聞いてくる内容を知らずに会話を聞き、そのあとで質問を読むのは
時間が切迫し、分かっているのにミスをおかす原因になります。

    【ヒント】
    part2が終り、英語でpart3の説明が始まりますが無視し、part3の
    質問を 読むこと。Part3の会話が流れると全力を集中して聞き、  
    読んでおいた解答にマークします。解答が終わりしだい、次の設問
    に目を通し、流れてくる会話に備えます。このように、慌てず繰り返し
    分からない時はどれかに解答するか、しるしをつけておき 次の問題
    を読む、あとで飛ばした箇所をどれかに解答しておけば、1/4でも正解 
    の確率が残ります。

PART3はリスニングのセクションですが「速く読みとる」能力があることで、
設問を読んでおくことができ、結果的に得点に有利に働きます。

PART4リスニング(説明文問題3問×10セット=30問)  

少し長いアナウンス(電話、空港アナウンス、広告、天気予報など日常的内容)を
聞いて、3つの設問に解答するパターン(各設問は4択)です。

part3との違いは、対話形式でなく、1つのアナウンス量が比較的長いこと。
全部が聞き取れなくても、いつ?どこで?誰が?何を?なぜ?どのように?
のいわゆる「5w1h」についてキ-ワ-ドを掴むべく集中を維持することが鍵です。

PART5リーディング(短文穴埋め30問)/  

PART6リーディング(長文穴埋め4問×4セット=16問)  

ここでも大切なことは読み取るスピードです。量が多いので「速く解答を見つける」
ことと、75分間休憩なしで、時間内にすべてに解答しないといけないのでPART5
からPART7までは、時間配分が大切になります。

    【ヒント】
    多くの方がPART5-6の穴埋め問題で時間を掛けすぎるため、読解問題PART7
    になると 時間がなくなってしまいます。PART5-6では全文を読まなくても前後関係
    から「フレーズ」として判断できる設問も多いので、1問あたり5-20秒以内で答える
    よう心掛けて下さい。

    分からない場合は飛ばして先をやり、後でそれをやりなおす、 穴埋め問題で
    考え込まず、PART7の読解問題に時間を掛ければもっと正解が増やせます。

PART7リーディング(読解問題一つの文書29+複数の文書25=54問)  

日常的に目にする広告、メモ、納品書、手紙などの読解問題で、4択形式です。  
公式ガイドでは読解問題となってますが、文学作品の読解といった設問ではなく、
「一般人が日常的に接する文章」を「実用的な速さ」で読めるか、を診る問題です。

    【ヒント】
    本文と質問の間を往復する時間を減らすため、設問を読んでから本文を読むこと。

    【対策】
    繰り返しになりますが、「超速で読む」ために訳読手法から離れること、その具体策
    は「non-native用英英辞典の徹底使用」プラス「一般的な英字新聞の速読」です。
    事実を何とか分かりやすく伝えようとする文章に於いては、どれが主語か、に加え
    動詞の意味が分かれば、形容詞の意味はpositiveかnegativeか、しか分からなく
    ても、大方は把握できたようなものです。

    25問は3つの本文を読んで答えるよう改定されましたが、その意図は前回の
    改定同様、「テクニックより実力を診る」ためであることは明白です。
    

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